BRM226埼玉200 アタック安中に参加しました♪

前夜の就業後、禁断のバス輪行を駆使しながら新幹線に滑り込む。

明日は峠の釜飯。今日は前哨戦@熱海の鯛めしで、決戦に備える。


宿にピットインして翌朝。毎度へっぽこの世話を焼いてくれる
Pさんのお出迎えに感謝&火打ちサービスで交通安全を祈願して…出発。


ゆうぱーく越生では、ほぼ同時に到着した某アウター縛りS氏、
思ったより早く到着のナチュラルボーン師範、お初のOさんと合流。
Sくんのお友だちのTさんから、お饅頭の差し入れを戴く。ありがとう!


BRM独特のゆる〜いブリーフィングを終えて、ゆるゆると出発。
Sくんの30km巡航に着いて行かれるか…?と乗っかるも、
5Kmと持たずに千切られっこ(爆)。彼は小松屋本店・生クリーム大福の
大量購入を企て、松郷先のポイントで一旦離脱。一行は定峰へ向かう。


結局は千切られっこになりながら、パパさんのサポートでユルユル登る。
何故か白石地区でSくんに千切られ(開店前に大福ゲットに成功した模様)
PC1で大福だぁ(←気が早過ぎ)。と思いつつ山頂へ。


下りでも絶賛へっぽこペースで、一行をお待たせしてPC1に到着。
生クリーム大福(凍結ちう)の代わりに待っていたのは…


取材!?

「こだわってる装備は何?」と聞かれて…しばし考えた後、「ホイール!
「ひょっこりグル兵衛の魂の宿ったネ申ホイールでね…」と話そうとしたら、
「手組みだからね〜、スポーク折れても…云々」とSくん絶妙なカットイン(笑)。
取材陣が欲する、忠実なコメントの代弁をありがとう♪我はというと…


「TMRをちゃんと写せ!」とどやしつつ?パチリと。


しばしのご歓談でお待たせしました。次は「かぼちゃとやぎ」へGO!


PC1を出発して、ほどなくかわいい峠でさっそく千切られっこな我。
そんな千切られっこを誘導するのは、某アウター縛り@Sくんですよ。


今回彼の自転車はいつものBMCでは無く、赤いチネリさんでした。
イタリア男だね。」「チョイ悪だね。」「ジロラモだね。」…そんな認識(爆)。


ノーマルクランクらしいです。へっぽこペースに合わせるものだから、
絶賛アウター縛り。何だかいつもより「ミシミシ」言ってるよ…(汗)?

ヤマトナデシコな我とへっぽこは戦々恐々(笑)。しかし、いくら我が
「インナーに落とせば良いのに」と言ったところで、簡単に落とさない事は
十分に知っているので、一度指摘しただけで、基本は放置プレイ。
…え?もっと早く走れって?はい、そうですね(汗)。


と言ってるうちに「かぼちゃとやぎ」に到着〜! 高速巡航な3人がお出迎え。


「ヤギ」のパンたち…

パンを、お茶と一緒に実食♪こんなにノンビリしちゃって…ええのんか(爆)?
美味しゅうございました!


再び走行開始。 まあ登坂してほどなく、再び絶賛千切られっこ。
ウネウネの下り坂では、あられもない嬌声を上げて下ります。


途中後方からのローディーに抜かされつつ、道中を急ぐ。
この頃はまだ、峠の釜飯目指して元気モリモリだったんだけど…。
あと40km無いもんね?13時にはありつけるよね?て目論みでいたものの…
実際はあと52km、そして上州の空っ風の応酬を受けることに。


はじめは「遠州の空っ風」に比べりゃあ楽なもんよ。等と話してたものの…
徐々に時速が20kmから15km、果ては10km前後でフラフラ走る体たらく。
「ココはダラダラ登ってるからなぁ〜」…え?教えてよー(泣)!


妙義山に近づくにつれて、体感温度もがっくり下がってくる。
今日は10度まで気温上がるんじゃなかったっけ?太陽はどこ?
スピードも落ち、口を出る言葉が「腹減った」→「寒い!}に置き換わる。
…コレは由々しき事態。余裕がなくなっている証拠(嘆)。
景色や写真を臨む気力も沸きません(泣)。


ギザギザの妙義山が恨めしかったなぁ。


睨みつけるように眺めるサイコンの数字が110kmを指したあたりで
目指すPC2に到着 ゥゎ━。゚(゚´Д`*゚)゚。━ン!!! 。
無事に高速巡航3人組に会えて良かった…!
相当血迷ってたのか、自分の胃袋のキャパを越えた補給食を買い…
「釜飯はもういい〜ヾ(´Д`q゜・.泣)サョゥナラ !」と敗北宣言。
ええ、釜飯で回復するような寒気ぢゃ無かったのよ…。しかし。


生クリーム大福はガッツリいただく(笑)。
夢中でむさぼり喰ったので、写真に残さなかったよ(爆)。

Pさんに「まだ1時間余裕あるさ〜」とタフで前向きな声援をいただき、
Sくんに「追い風下りだから楽勝さ〜」と後ろ向きな我はなだめすかされ、
PC2を後にしたのでした…。


秩父は寒いけどグンマーはもっと寒いよ!グンマーは草津だけでいい!


…と、グンマーな方たちのお怒りを買いそうな完走を胸に、PC2を後に。


そこからゴールまでは来た道を戻る、単純明快なコース。
風と道には恵まれ、行きよりはススイッと走れるものの…。
あそことそこは登るの〜?ねえ登るの?とすっかり登りに嫌気が(汗)。
今日は登りがダメダメです。時速5〜7km/hです。
そりゃあ、某アウター縛り氏が「ミシミシ」言うわけだ。


一番きつかったのは、杉の井峠のウネウネ坂。
外側に回ったものの、絵面で「もう無理!」と山ガールしちゃいますた(嘆)。
交通量が少ないのが救いでした。今回のコース、田舎物のへっぽこにとって、
交通量の少なさというのは、とてもありがたいものでした。


たぷーり3時間かけてPC3に到着。Pさんが待っててくれました。
師範&Oさんは、噂のクマーさんに会いに「かやの湯峠」に先行したとのこと。
我々も、19時半到着を目指して最後の40kmを走る。
通称「かやの湯峠」では、たくさんのブル兵衛さんたちの尾灯が、
ホタルのヒカリのように、ゆらゆら帝国です。幻想的〜。
あまり「ファンタスティック」とは思えない、真っ暗な松郷峠も、
我慢比べや罰ゲームの面持ちで走る。


よく「もう旅が終わってしまうのか…終わって欲しくないなぁ…」と
思う方も居るらしいですが。
「もおいい、早く終わってくれ!」と思ってましたが何か??


ラスボスが終わり、あとちょっと〜。となだめすかされながら
最後の最後でミスコースしながらも、ゆうぱーく越生に到着!
ワーイ♪\(^ω^\)( /^ω^)/ワーイ♪
…と喜んでいると、師範とOさんの間に挟まって…
クマーさんこと、bearbellのTさんがいらしてくれました!


Tさんから、いちご大福のさしいれをいただき、完走認定を…てことで
いちご大福をむさぼり食いながら、完走認定を受けるへっぽこ(爆)。
失礼極まりないですね…、AJ埼玉のスタッフさんゴメンなさい。


その後しばらく談笑した後、輪行するもの・自走するもの・解散となり…
我は日帰り温泉で温まったあと、Pさんと夕ご飯を食べて
お開きになりました…。


思い返せばこのブルベ。
極寒の天候の中、笑って完走できたのは何でだろう…?
それはきっと、一緒に走ってくれるお友だちが居たからだな〜。と思います。


PC1で取材を受けた時、
「あなたにとってブルベの魅力とはなんですか?」と聞かれたとき、
「たくさんの面白い人たちに会えること!」て答えてました。
チャリ旅じゃあ、ココまで面白い(そしてちょっと変)ヒトたちに会えないものね。
自分は324の静岡300をブルベでの最終目標として考えてますが、
目標達成してからも、時間と都合が合えば、面白くってちょっと変な方たちの
応援は続けたいなぁ〜。と思ったのでした。


おしまい(長杉)。