出雲・鳥取の旅(2日目)

波乱のチェレ助トラブルから一夜明けて。
ショックの割に夜行の疲れで熊の冬眠のように眠りこけておりました。

宿自慢の朝ごはんを食べて。チェレ助の宅配は宿のフロントに託して
我は徒歩20分のJR目指して早々にチェックアウト。そうです。
自転車が壊れたくらいで旅を諦めるわけにはいきません!

JR玉造温泉駅。島根の人たちは自転車の我を温かく迎えてくれた。ありがとう!


「とりあえず水木しげるロードに行かねば」という命題があり。
それだと米子に出て、単線のローカル線(妖怪電車)に乗り換える必要がある。
妖怪電車は1時間に2本しか出ておらず、
その後鳥取砂丘でらくだに乗りたい」という命題が叶えられないかも。
むんむん。考えた挙句…。レンタカーで回ることにしました♪


米子に着後、鳥取で追加料金無しで乗り捨て出来る「トヨタレンタカー」で
今日の相棒「Vitz」君とご対面。低燃費な優等生。
ヤクザで傷物のチェレ助とはえらい違い(笑)。
慣れないナビ操作に辟易しながら、一路「水木しげるロードへ」
淡々とまっすぐで起伏の無い道が続く。ただ日本海の強い風がびゅうびゅう。


チェレ助で走ってたら、ヘタってただろうなぁ…。


てことで軽く1時間弱で境港に到着。

さっそく鬼太郎ファミリーがお出迎え。

妖怪自転車(レンタサイクル)もあるでよ!乗らなかったけど。

生まれたばかりの鬼太郎と親父。

博物館。「ゲゲゲの女房」効果か?賑わってました。

大きくなった鬼太郎と…

小さいままだけど偉大な父。


どこまでも存在感ばっちりなねずみ小僧。


水木しげるロードで発見した「妖怪がまぐち」専門店。
がまぐちふぇ地なわれは大興奮。賞味30分近くウロウロしてました。


思いのほか楽しめました、「水木しげるロード」。想定外に長居。
チェレ助じゃあ、こんなに長居できなかっただろうなぁ。


来た道を戻って米子〜皆生温泉まで。ココはトライアスロン発祥の地だそうです。


海は高波、荒れ気味です。このまま国道9号を走って砂丘へ行くのもいいけど
せっかくなら少し寄り道したい。だって車だから無茶だって出来るもの!
てことで向かったのは…。

大山〜!
いや、向かえば向かうほどカッコいいんです、大山。
ココチェレ助で登ったら…orz。でもこの天気なら、良い思い出かも。

途中「牛ちゃ〜ん!」に出会いながら、牧場のレストハウス(ミルクハウス)へ。

うっすらと、鳥取の街と日本海を臨む。

お昼は牧場の牛ちゃんの乳のクリームソースで作った、カレードリア。

残念ながら、人間様と戯れることの出来る牧場の牛ちゃんは
大人の事情で拝むことが出来ず。

何処までも気持ち良い山道を、優等生のVitz君と疾走します。

ガソリン代なんて無視だもんね〜。

国道9号に合流したら、ひたすら大きな道をずんずん走る。


交通量は多いけど、路肩も広いし自転車では走りやすい部類になるのかな。
でもねぇ、風車が乱立していたり砂浜の砂がちょいちょい道を塞いだりしてる。
米子から鳥取まで100km近く続くこの道。


…チェレ助で走ってたら、路頭に迷っていたことでしょう(爆)。


すっかり日が傾いた頃に到着した鳥取砂丘
上手に取れなくて、足跡だらけの写真になりました…。



そう、お目当てのラクダはというと…。

ん?

恐るべし、口蹄疫!!
しょぼぼぼぼん、と思いつつ砂丘の壁をしずしず登り…。
小高い丘に着くと、パラグライダーに乗ったおじさんが。


慣れた感じで、ずっとユラユラ飛んでました。

予想していたよりずっとこじんまりとしていた鳥取砂丘
西日に照らされて、とてもすがすがしい気持ちになりました。


前夜のトラブルで、行程に大きな変更を余儀なくされたものの、
結果オーライで、鳥取を満喫。優等生を返却し、ビジネスホテルへ。



夕ご飯は、ガイドブックに乗っていた変り種おすし屋さん「幸鮨」へ。

「アボカド握り」「アイスクリーム握り」など、変り種が売りらしいが
ふつーの上寿司を。美味しくいただく。


運転疲れをホテルの大浴場でガッツリ取って、就寝。