献血ポタ

先日献血ルームからお便りが届いたんです。その書面には。
清志郎DVD入荷しました」と。
…嗚呼、そりゃあ見に行かないと(安直)!
沼津には使い捨てのコンタクトも買いに行かないとだし。
気が向いたら千本でも走って、
瑛太くん家(草食系ユル整備士が勤めるアウトドアショップ)で
チェレのブレーキの調子を見てもらっても良いかな〜。なんて
ナンパな気持ちで走り始める。


久しぶりのチェレ助。このとき以来です。

何故今回チェレなのか?というのは
7月に今年度最大?のヤクザなチャリ旅ツアーを企画してまして。
天気次第でNGだけど、お天気ならめくるめく夢物語が繰り広げられるはず。
その為にもチェレには乗り慣れていた方がいい。
もうしばらくレースも無いから、ハチでスピード狂になることも無い…
と思ってました、この時は。


そんなこんなで、勝手知ったる庭コースを走り始める。
可愛い峠も、先日のヒルクラレースの名残か、ケイデンス&時速高めに走行。
走行距離:5.78km
走行時間:22'14"
平均速度:15.6km/h
おお、いい感じ。


…下りはさすがに重い(>_<)!でも、回さねば足を回しつつ
サイコンを見ると53km/hを指す。やれば出来る子じゃないか、チェレ助!
いつもの計測場所で見た結果は。
走行距離:15.36km
走行時間:40'15"
平均時速:22.9km/h
最高時速:53.0km/h
平均時速・最高時速で記録更新。どうしたんだ?チェレ助!


そんな様子だったので、欲をかいた我。
その後の平坦路を30km/h越えを目指してワシワシ回す。
一時は24km/hに達する。目を疑う(爆)。我の足でこんな数字が出るとは。


んでも結局、沼津到着で我が叩き出した数字は。

平均速度:23.6km/h
正直驚きです。信号が少ない場所を選んで走ったとはいえ、
こんな良いアベを出せるとは正直思ってなかった。それもチェレ助で。

そして、復活祭のDVDも手にして、成分献血血漿)へ。


出だしからグッと来て、「JUMP」にグッと来て、
「デイ ドリーム ビリーバー」にグッと来て、
「スローバラード」にグッと来て。
チョコクッキーとコーヒーをシコタマ補給して、至福のひと時を過ごす。


コンタクトも格安で購入し、空が怪しいので千本はスルーして瑛太くん家へ。
先日会った富士チャレ仲間に遭遇、また練習会があると。前向きな回答をする。
瑛太君にフロントのブレーキ調整をしてもらい、
でもくるりの新譜の費用は残さないといけないので、ケミカル購入は果たせず。
瑛太君ゴメン、いつかがっぽりお買い上げするから待っててください(嘆)。


そしてグダグダとウインドショッピングをしてたら、あっという間に3時過ぎ。
そろそろ本腰を入れて帰らないと。
献血後だし、無茶は出来ない。ユルユル帰るつもりが…。
気づけば結構回してる。気づけば20後半のkm/hで走ってる。
どうやら知らない間に、ガチ走りモードらしい(一般的に「ガチ」かは不明)。


可愛い峠で、
普段ユルペースになってしまう所でダンシングを入れてみる。
普段10km/h以下になってしまう所で12〜3km/hで頑張ってみる。
他の場所でケイデンスや速度が失速してしまうんだけど。
ココで攻めなきゃ、踏ん張らなきゃ、と気持ちが乗ってくる。
勝手知ったる道、どこが攻め時で休み時かが分かってるだけ走りやすい。


そんな感じで峠が終わる。
沼津市街で23.6km/hがあっという間に22.0km/hに減速したのに、
平坦地点で22.3km/hまで盛り返し、峠の終わりでは21.3km/hの減速に留まる。
峠で20km/hは割るだろうと予測していたのでこれにはビックリ!
お家に帰るまでに、このペースなら20km/hは悠々越えられる。


普段、我の走行はおおよそ18km/h台。
20km/h越えはしたことあるけど、以前は20km/hギリギリで
20km/h割りたくないから、自宅近くでサイコンを外してました(爆)。
でも今回はそんな小賢しい事は無用。自分で自分が信じられない(@@)。


それでも浮かれずに、峠の下りは40km/h走行。21.9km/hまでアベが上昇。
22km/h台はさすがに無理と思ってたので、気負うことなく帰宅。結果は。
走行距離:90.31km
走行時間:4:08'29"
平均時速:21.8km/h


2km以上、平均速度の記録を更新しました。
もうビックリ。そしてとても嬉しい。


チェレで走ってて思ったのは、確かに走りはハチに比べて重いけど、
クランクのサイズの違い?ヒト漕ぎでグイッと距離が稼げる感じ。
ハチはとにかく速く速く!とお尻を押してくれてる感じだけど
チェレはさあ一緒に走りましょう。と共に進んでくれる感じ。
上手く言えないなぁ。でも一言言えるとしたら。


チェレは決してハチには負けていないと思う。


でもきっと今日の結果は。
図らずも出会った自転車仲間と、
ハチを手に入れたこと、イベントで仲間と一緒に走りぬいたこと、
そんな出来事が無ければ、きっと得られなかったと思う。
チェレと自分の世界だけで楽しんでいたら、味わえなかった喜び。


そんな事を走り終えた時に思い、↑への感謝の気持ちが湧いてきた。
とても、とても健やかな気持ちになった。


週末後ろ向きになって、沈んでいたココロが
自転車と自転車生活を通して出会ったイロイロな人たちのおかげで
浮かび上がった。思わぬかたちで拾われた。


すごくありがたいことだなぁ。と思った。
表向きはアホな献血ポタ(爆)だけど、デッカイ物を手に入れちゃった。