いい天気

堀込兄弟に会いに行く道中です。
駅では雨降りだったけど、
平塚に入ってからはいい天気。
隣にはDSでテトリスに興じる青年。
すごいなあ、上手だなあ、目が疲れそうだなあ。
案の定疲れたようでしまっちゃった。
そんな道中。
混み合う列車。反対側に杖をついたおじいさんが。
席譲ろうか思案してると、
青年がスッと席を立って、おじいさんに席を譲った。
とても自然で、つい感心して見入ってしまう。
ヒトリ勝手にニマニマしていると、
その視線に気付くはずもない青年、
おもむろに左の薬指にシルバーの指輪をつけたのです。


きっと大事な相手に会いに行くのだろう彼は、
自然と「ちゃんとした」行動が出来たのでしょう。
大事な人に会うときのように。


それって、とてもよいことだと思います。
当たり前の事かも知れない、でもワタシたちはどれだけ
当たり前が出来てるんだろう?ねぇ?


当たり前を普通に出来るような気持ちにさせる存在を
持っているって、どんなに心強いことでしょう!


堀込兄弟に会いに行く道中です。