夜のピクニック

ジムでワシワシ走る。
走り終わって、ポテポテ帰途につく途中
星空があんまりキレイだから
もっとキレイに見える場所に行こう。と思って
夜のピクニックに出かける。
寮に帰る三叉路を別の方向に曲がって、灯りの無い道へ進む。


我の職場の灯りが遠くに見える。
代わりに星がドンドン近くに見えてくる。
徐々に道を照らす街灯も少なくなり、
遂に街灯さえもない山道の手前に辿り着く。


それまでは、スイスイと夜道を歩いていたけど
さすがに少し怖くなってくる。
街灯で照らすことが出来ない暗がりに足を踏み入れて、
夜空を見上げると、それはもう星が降ってくるようで。


でもやっぱりコワイっす。
長い時間は居られなくて、街灯の灯りにホッとしながら引き返す。


仕事でとってもイヤなことがあった時とか、
思わず呻きたくなった時とか、
どうしようもなくなった時に、行こうと思う。


いい逃げ場所を見つけた。