君に届け(1)


bonobos 「Standing There〜いま、そこに行くよ〜」


北太平洋沖大地震
今まで予想だに、想定さえ出来なかった大災害。
被災日からずっと勤務、病院という職場柄からか、
刻一刻と流れる情報に触れる間も無く、通常通り働いている。


そんな我でも、仕事が終わってテレビを付ければ
刻一刻と流れる情報に愕然とする。
地震津波の惨状、原発の脅威、人々の悲しみと苦悩。
そんな限られた情報でさえ、愕然して打ちのめされる。
現地で被災された方々の心境を思うと…胸が痛む。


そんな中で、我が通勤の車の中で聴くラジオの災害情報で。
情報の合間に、いろいろと曲が流れているのに気がつく。
JOHN LENNON、Back Street Boys、その他諸々、諸々…。


共通するのは、それらの曲を聴くと、ホッとすること。


逃げ場の無い状況におかれる被災者の方にとって、
このような発言は不謹慎なのかもしれない。騒音に過ぎないかも。
ただ。この極限の気持ちを、一瞬でも軽く出来るのって…
実は、こういう事なのかもしれない。そんな事を思ったのです。


情報の拡散も害、と言われてしまうかもしれない。
でもこのような個人的な拙サイトで、
ヒッソリと、つらい気持ちでいる方たちの数名にだけでも届いたら。
そして、少しでも気持ちを軽くする事ができたら。
そんなことを思って、ポツポツと、アップしてみる事にしました。


選ぶ基準は「聴く(歌詞を)読むじゃなく、感じてほしい」歌です。